この記事でわかること
- 税関でよくある質問パターンとその返答例
- 丁寧なフレーズと簡単フレーズの両パターン
- トラブル時に役立つ万能フレーズ
- 音声付きでそのまま発音練習できる!
海外旅行や出張の際、「税関」で英語のやりとりが必要になって戸惑ったことはありませんか?

いきなり話しかけられて、何を言われてるかわからなかった…

何か聞かれそうで毎回ドキドキする…

もし申告が必要なものがあったらどうしよう?
こうした不安を少しでも解消するために、この記事では空港の税関でよく使われる英会話フレーズ15個を厳選してご紹介します。
Contents
- 1 【場面別】税関で使える英会話フレーズ集
- 2 FAQ(よくある質問)
- 2.1 税関って何する場所?
- 2.2 税関は、あなたが国外から持ち込む荷物の中に申告が必要なものや持ち込み禁止物が含まれていないかを確認する場所です。通常は入国審査のあとに通過します。現金や宝石、食品など、一部の物品は国ごとにルールが異なります。申告漏れがあるとトラブルになることもあるので、ちょっとしたものでも「これって大丈夫かな?」と迷ったら係員に確認するのが安心です。
- 2.3 英語が苦手でも大丈夫?
- 2.4 はい、大丈夫です。税関では定番の質問が多いため、あらかじめよく使われるフレーズを覚えておけば安心して答えられます。文法が完璧じゃなくても、単語を言うだけでも意図は伝わりますし、笑顔や身振り手振りも立派なコミュニケーション。特にママさんでお子さん連れの場合は、余裕をもって対応できるように、音声で繰り返し練習するのが安心です。
- 2.5 お土産や食品は申告が必要?
- 2.6 はい、必要な場合があります。たとえば生の果物や肉類、乳製品などは多くの国で持ち込みが制限されていて、うっかり持っていくと没収や罰金の対象になることも。また、商用とみなされる量のお土産も申告が必要です。逆に、申告するものがない場合は「Nothing to Declare(申告なし)」と書かれたレーンを通るだけでOKな国も多いので、当日慌てないためにも出発前に各国の税関ルールを調べておくと安心ですよ。
- 3 まとめ:フレーズを覚えて、自信を持って税関を通過しよう!
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なぜ税関英会話が重要?よくある質問パターンを事前に想定!
入国審査を終えて「やっと空港を出られる!」と思ったら、最後に立ちはだかるのが税関(Customs)。ここでは、持ち込み禁止物や課税対象の品をチェックするための簡単な会話が行われます。
ほとんどの国では決まりきった質問がされるため、想定問答を覚えておけば安心です。
こうしたメリットを活かすために、以下のフレーズを覚えておきましょう!
なお、各国によって申告が必要な物品や持ち込み禁止品は異なります。トラブルを避けるためにも、出発前に入国する国の税関ルールを必ず確認しておくことをおすすめします。
【場面別】税関で使える英会話フレーズ集
1. 申告するものはありますか?
税関で最もよく聞かれる質問のひとつが、"Do you have anything to declare?"(申告するものはありますか?)です。この質問は、あなたが課税対象や申告が義務づけられている物品を持っていないかを確認するために行われます。
たとえば、多額の現金・高額な貴重品・加工されていない食品・種や植物などは国によって申告義務があり、場合によっては持ち込みが禁止されていることもあります。
この質問には、Yes / No で答えたうえで必要に応じて内容を伝えるとスムーズです。税関では特に落ち着いた態度と明確な返答が大切なので、以下のフレーズをしっかり覚えておきましょう。

💬 音声はこちら|税関職員(Customs Officer)→ 旅行者(こっこ)の会話

Do you have anything to declare?
(申告するものはありますか?)
No, I don’t have anything to declare.
(申告するものはありません)

No.
(いいえ)

申告がない場合は、「申告なし(Nothing to Declare)」レーンを通るだけでOKな国も多いので安心です♪
申告が必要な場合:
Yes, I have some souvenirs.
(はい、お土産があります)

I’m carrying food.
(食べ物を持っています)

2. 入国の目的は何ですか?
次に紹介するのは、"What’s the purpose of your visit?"(訪問の目的は何ですか?)という質問への答え方です。この質問は、税関でも聞かれることのある質問の一つなので、自信を持って答えられるようにしておきましょう。

💬 音声はこちら|税関職員(Customs Officer)→ 旅行者(こっこ)の会話

What’s the purpose of your visit?
(渡航の目的は何ですか?)
I’m here for tourism.
(観光のために来ました)

Tourism.
(観光)

3. パスポートを見せてください
税関でも"Can I see your passport?"(パスポートを見せてください)は、よく聞かれることのひとつです。
パスポートはすぐに取り出せるように準備しておきましょう。相手の目を見て笑顔で渡すと、スムーズに進みますよ。

💬 音声はこちら|税関職員(Customs Officer)→ 旅行者(こっこ)の会話

Can I see your passport?
(パスポートを見せていただけますか?)
Sure, here it is.
(はい、どうぞ)

Sure.
(どうぞ。)

4. 困ったときの万能フレーズ
税関で何か質問されているけれど、聞き取れない... 質問の意味がわからない...
そんなときに使える「聞き返し」や「ゆっくり話してもらう」フレーズはこちら👇

🔊 緊張しても、覚えたフレーズがあれば安心!|声に出して練習しておこう

I’m sorry, could you repeat that?
(すみません、もう一度言ってください)

Can you say that again slowly?
(ゆっくり言ってもらえますか?)

I’m sorry, I don’t understand the question.
(すみません、質問の意味がわかりません)
5. その他覚えておきたい一言集(会話形式で練習)
このセクションでは、税関で聞かれる可能性のある追加質問に備えるためのフレーズをご紹介します。
「申告の有無」や「滞在目的」のほかにも、税関職員は安全確認のためにさまざまな質問をしてくることがあります。特に、荷物の所有者確認や持ち込み品の内容に関する質問は、どの国でもよくあるパターンです。
こうした場面でも焦らず対応できるよう、実際の会話形式で練習してみましょう。丁寧に答えることで相手に好印象を与え、スムーズな通過にもつながります。
以下の会話をロールプレイのように声に出して練習しておくと、本番でも安心です。

💬 音声はこちら|税関職員(Customs Officer)→ 旅行者(こっこ)の会話

Did you pack your bags yourself?
(荷物はご自身で詰めましたか?)
I packed everything myself.
(すべて自分で荷造りしました)


Are you carrying any restricted items?
(禁止されている物は持っていますか?)
I’m not carrying any restricted items.
(禁止されているものは持っていません)


What is this for?
(これは何の目的の物ですか?)
This is for personal use.
(これは個人使用です)


Are these gifts?
(これらは贈り物ですか?)
I bought these as gifts.
(これらはお土産です)


Are these items duty-free?
(これらは免税品ですか?)
These items are duty-free.
(これらは免税品です)

練習方法:声に出して覚えよう!
英会話は「見て覚える」だけでなく、「口に出す」ことで自然に身につきます。
特に短くて簡単なフレーズは、「反射的に言えるように」なるまで繰り返すのがコツです!
FAQ(よくある質問)

税関って何する場所?
税関は、あなたが国外から持ち込む荷物の中に申告が必要なものや持ち込み禁止物が含まれていないかを確認する場所です。通常は入国審査のあとに通過します。現金や宝石、食品など、一部の物品は国ごとにルールが異なります。申告漏れがあるとトラブルになることもあるので、ちょっとしたものでも「これって大丈夫かな?」と迷ったら係員に確認するのが安心です。
英語が苦手でも大丈夫?
はい、大丈夫です。税関では定番の質問が多いため、あらかじめよく使われるフレーズを覚えておけば安心して答えられます。文法が完璧じゃなくても、単語を言うだけでも意図は伝わりますし、笑顔や身振り手振りも立派なコミュニケーション。特にママさんでお子さん連れの場合は、余裕をもって対応できるように、音声で繰り返し練習するのが安心です。
お土産や食品は申告が必要?
はい、必要な場合があります。たとえば生の果物や肉類、乳製品などは多くの国で持ち込みが制限されていて、うっかり持っていくと没収や罰金の対象になることも。また、商用とみなされる量のお土産も申告が必要です。
逆に、申告するものがない場合は「Nothing to Declare(申告なし)」と書かれたレーンを通るだけでOKな国も多いので、当日慌てないためにも出発前に各国の税関ルールを調べておくと安心ですよ。
まとめ:フレーズを覚えて、自信を持って税関を通過しよう!
税関でのやりとりは、英語に慣れていないと不安になるもの。でも大丈夫。
次の旅行や出張前に、この記事で紹介したフレーズをぜひ声に出して練習してみてください。 英語が不安でも、あなたの笑顔とひとことがあればきっと大丈夫です!
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