Contents
- 1 TOEICスコアの目安とレベル別解説|初心者から上級者まで対応
- 2 TOEICとは?スコアの概要をおさらい
- 3 TOEICスコアごとの目安と英語レベル
- 4 TOEICスコア別の評価まとめ表
- 5 よくある質問(TOEICスコアに関するFAQ)
- 5.1 TOEICのスコアは何点から履歴書に書いていいですか?
- 5.2 一般的には600点以上からが目安とされています。企業によっては「500点以上であれば努力の証明になる」と評価されることもあります。
- 5.3 TOEIC800点以上ってすごいの?
- 5.4 TOEIC800点以上は、ビジネス現場でも英語を使いこなせる上級者レベルとされます。英語での資料作成・会議・交渉にもある程度対応できると見なされます。
- 5.5 英検やIELTSと比べるとTOEICってどうなの?
- 5.6 TOEICはビジネス英語や日常英会話に強いのが特徴です。リスニングとリーディングの2技能が対象で、スピーキング・ライティングは別試験として提供されています。そのため、4技能を総合的に評価する試験(英検、IELTSなど)とは評価の軸が異なります。
- 5.7 まとめ|今のスコアを活かして次のステップへ!
TOEICスコアの目安とレベル別解説|初心者から上級者まで対応

TOEIC500点台だけど履歴書に書いていい?

TOEIC600点は遠く感じる…
そんな疑問を解決するために、TOEICスコアの目安をレベル別にわかりやすくまとめました。
自分の実力を正しく把握し、次の目標を見つける参考にしてください。
TOEICとは?スコアの概要をおさらい
TOEIC(トーイック)は、英語によるコミュニケーション能力を測るテストで、主にリスニングとリーディングの2技能で構成されています。スコアは10点から990点までの範囲で評価されます。
スコアに「合格・不合格」はなく、点数によって英語力の目安が分かります。では、各スコア帯の英語レベルと、できることを見ていきましょう。
TOEICについてさらに詳しく知りたい方は、TOEIC公式サイトも参考になります。
TOEICスコアごとの目安と英語レベル
TOEICスコアの平均点は?
TOEICの受験者全体の平均スコアは、おおよそ580〜620点前後といわれています(公開テストの結果より)。そのため、600点を超えると「平均以上の英語力がある」と見なされることが多く、就職や転職時のアピール材料にもなります。
平均点を目指すことで、まずは英語の基礎力を固めることができ、そこからさらに高得点を狙うためのステップアップがしやすくなります。
目標スコアはどう決める?目的別おすすめライン
就職・転職でアピールしたい人 : 600点以上が目安
昇進・海外部署への配属を狙う人 : 730点以上がおすすめ
英語を使って本格的に働きたい人 : 800点以上を目指そう
TOEICは学習の進捗を「見える化」できる試験なので、自分の目的に合わせて目標スコアを設定することがモチベーション維持にもつながります。
次に、実用的な英語力を測る上で目安とされるTOEIC300点以上のスコアに絞り、それぞれの点数帯でどのくらいの英語力があるか、またおすすめの勉強法について解説していきます。
300〜495点:初心者レベル

- 英語学習を始めたばかり、もしくは学習から離れていた人に多いレベル
- 単語や文法の基礎がまだ身についていない
- 英語で話しかけられても理解が難しい
できることの例:
- 単語の意味や文法を日本語でゆっくり確認すれば理解できる
- 簡単なあいさつや自己紹介は暗記すれば可能
- 英語での簡単な質問にもすぐには答えられない
おすすめの勉強法:
- 中学英語の復習(文法・単語)
- 英単語アプリや基礎文法書
- ゆっくり話す英語のリスニング教材で耳慣らし
500〜595点:基礎力あり・中級の入り口

- 英語の基礎が身についてきており、簡単な英文の理解ができる
- ゆっくりな英語ならなんとか理解できる
- 短いフレーズや単語で最低限のやりとりができる
できることの例:
- 海外旅行でのチェックインや注文がなんとかできる
- 簡単なビジネスメールが読める
- 日常会話の一部に対応できる
おすすめの勉強法:
- TOEIC頻出単語の暗記
- 簡単な英語記事やニュースを読む
- リスニング教材で音読&シャドーイング
600〜695点:中級レベル

- TOEIC受験者の平均に近いスコア
- 基礎的な英語文書の理解・作成が可能
- 状況によっては、英語でのやりとりもこなせる
できることの例:
- 会議での簡単なやり取りに参加できる
- 海外の同僚とメールのやりとりが可能
- 英語での電話応対や、定型文の書類作成ができる
おすすめの勉強法:
- TOEIC公式問題集で実践力アップ
- ビジネス英語表現の学習
- 英語日記やSNS投稿でアウトプット
700〜845点:中上級レベル

- 多くの企業で英語力のアピールになるレベル
- 英語の文書をスムーズに読み、ある程度の会話にも対応できる
- 状況に応じて英語を使い分けることができる
できることの例:
- 英語での社内会議に参加可能
- 海外との電話・メール対応も問題なし
- 上司や顧客とのやりとりに英語を使える
おすすめの勉強法:
- 時事英語やビジネス英語の読解
- 英語プレゼンや議論の練習
- ネイティブスピードのリスニングに慣れる
850〜990点:上級レベル

- ネイティブに近い理解力・表現力
- 国際的なビジネスや専門職でも通用するレベル
- 高度な議論や専門分野にも対応できる
できることの例:
- 海外出張や交渉、英語でのプレゼンもこなせる
- 難解な英文記事や専門書も読める
- 論理的に英語で意見を述べたり、議論できる
おすすめの勉強法:
- 海外ニュースサイトや専門誌を読む
- 英語でのディスカッションやディベート
- 資格試験や翻訳・通訳などの実践的スキル強化
TOEICスコア別の評価まとめ表
以下はTOEICスコアごとに見られる英語レベルと、社会的な評価の目安をまとめた表です。転職や就職時の自己PRの参考にもなります。
スコア帯 | 英語レベル | 社会的評価の目安(例) |
---|---|---|
300〜495 | 初心者 | 履歴書に書くにはやや心許ない |
500〜595 | 初級〜中級 | 就活・転職時に努力の証明になる |
600〜695 | 中級 | 英語力をアピールできるレベル |
700〜845 | 中上級 | 海外対応部署や業務にも対応可能 |
850〜990 | 上級 | グローバルな職場で即戦力として活躍 |
よくある質問(TOEICスコアに関するFAQ)
TOEICのスコアは何点から履歴書に書いていいですか?
一般的には600点以上からが目安とされています。企業によっては「500点以上であれば努力の証明になる」と評価されることもあります。
TOEIC800点以上ってすごいの?
TOEIC800点以上は、ビジネス現場でも英語を使いこなせる上級者レベルとされます。英語での資料作成・会議・交渉にもある程度対応できると見なされます。
英検やIELTSと比べるとTOEICってどうなの?
TOEICはビジネス英語や日常英会話に強いのが特徴です。リスニングとリーディングの2技能が対象で、スピーキング・ライティングは別試験として提供されています。そのため、4技能を総合的に評価する試験(英検、IELTSなど)とは評価の軸が異なります。
まとめ|今のスコアを活かして次のステップへ!
TOEICスコアは、単なる数字ではなく、あなたの英語力を客観的に示す指標です。
今のスコアを正しく理解すれば、次の目標や学習方法がはっきり見えてきます。
英語は積み重ねが大切です。焦らず、自分のペースでステップアップしていきましょう!
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