TOEICのリスニング、こんなお悩みありませんか?

聞き取れない単語ばかりで、全然解けない…

焦ってしまって、どこを聞けばいいのか分からない

集中が切れて、次の問題も聞き逃しがち
TOEICのスコアを伸ばすうえで、リスニング力は大きなカギを握ります。とはいえ、「何から始めればいいの?」「どうやって勉強すれば伸びるの?」と迷っている方も多いはず。
実は、コツさえ押さえれば、聞き取れるようになる道は開けます!

私自身もリスニングが大の苦手でしたが、ポイントを意識した学習法を続けたことで、少しずつ音が聞こえるようになりました。
最初のころの私は、とにかく聞こえた単語を手がかりに「これだ!」とマークすることしかできず、あっという間に次の問題が流れてきて…の繰り返し。今リスニングの音声を聞いていると、「あのころ選んでいた選択肢は完全なひっかけが多かったんじゃ!?」と思うようなミスも多かったです(笑)。
でも、「各パートの解き方」や「問題が流れる前にしておくべきこと」を知ってからは、少しずつリスニングにも余裕が生まれました。
特に“何を聞かれるのか予測する力”が大切だと気づいてからは、焦らず構えられるように。 …とはいえ、先読みの英文を読むのに夢中になって、肝心の音声を聞き逃すという失敗もよくしていました(笑)。だからこそ、読むことと聞くことのバランスを意識するのがとても重要です。
この記事では、TOEICリスニングのスコアを伸ばすために、実際に効果があった5つの対策法をわかりやすく紹介します。 どれもすぐに取り入れられる方法ばかりなので、ぜひ参考にしてください!
Contents
TOEICリスニング対策とは?
リスニング対策を始める前に、まずはTOEICリスニングの特徴を理解しておきましょう。
TOEICリスニングセクションはPart1~Part4まであり、それぞれ違った聞き取りスキルが問われます。限られた時間の中で集中力を保ち、必要な情報を的確に聞き取る力が求められます。
リスニング力が上がると、
- 英語での会話が聞き取りやすくなる
- 聞いた内容がスッと頭に入るようになる
- TOEIC全体のスコアアップにつながる
つまり、TOEICだけでなく実用的な英語力も手に入るんです。
では、ここからはリスニング力を効果的に高める5つの対策をご紹介します!
対策1:音読でリズムに慣れる|聞き取り力UPの基本

音読で得られる3つの効果!
- リズム感が身につく
- 発音がクリアになる
- 聞き取れる単語が増える
英語の音のリズムや抑揚を体に染み込ませるには、「音読」がとても効果的です。
音読のやり方
- TOEICのスクリプトを声に出して読む
- 意味を意識しながら、区切りごとに丁寧に発音
- 同じ文を何度も繰り返して読む
なぜ音読が効くの?
音読をすることで、英語特有のリズムや音のつながりが自然と身につきます。目で見た単語を声に出すことで、リスニング中もその単語を聞き取りやすくなる効果があります。
"見て・読んで・聞く"の三つを組み合わせることで、記憶にも定着しやすくなります。
対策2:シャドーイングで耳を鍛える|速い音声にも対応!

シャドーイングで得られる3つの効果!
- 英語のスピードに耳が慣れる
- 自然なイントネーションが身につく
- 発音やリズムが改善される
リスニング力を一気に伸ばしたいなら「シャドーイング」が最適です。これは、音声を聞いてすぐに同じように発話する練習法です。
シャドーイングのやり方
- TOEICの音声を再生する
- 聞こえた音をすぐにマネして声に出す
- 最初はゆっくりの音声で練習し、慣れたら通常速度へ
シャドーイングの効果
- 英語のスピードに耳が慣れる
- 自然なイントネーションが身につく
- 発音やリズムが改善される
最初は難しく感じますが、続けるうちに耳がどんどん鍛えられます。
対策3:リスニング問題を分析する|「聞くべき場所」が見えるようになる

問題分析で得られる3つの効果!
- キーワードに集中できる
- 会話の流れを予測できる
- ひっかけ問題に強くなる
ただ聞き流すのではなく、「どこが大事なのか?」を意識して問題に取り組むことで、正解率が大きく変わります。
分析のポイント
- 質問文を読んでキーワードを先に把握
- 会話や説明の流れから、誰が何を求めているかをつかむ
- 同じ表現・似たパターンの繰り返しに注目
なぜ分析が必要?
TOEICでは「ひっかけ問題」や言い換え表現も多く出てきます。問題の意図を理解し、先読み・聞き取りの精度を上げることで、焦らず対応できるようになります。
対策4:本番形式の音声に慣れる|実戦力をアップ!

本番形式で得られる3つの効果!
- 試験のスピード感に慣れる
- 緊張感を事前に体験できる
- 時間配分の練習ができる
リスニング対策で忘れてはいけないのが、実際の試験に近い音声での練習です。
実戦練習のポイント
- TOEIC公式問題集や模試アプリを使う
- 試験時間に合わせて解く練習をする
- 1.2倍速で聞くなど、スピード慣れも取り入れる
本番形式で練習するメリット
- 実際の出題スピードや音質に慣れる
- 試験当日の緊張が和らぐ
- 時間配分や集中力のコントロールがしやすくなる
「知識」と「慣れ」の両方を身につけて、本番で実力を発揮できる状態を作りましょう!
対策5:気持ちの切り替えで集中力キープ!

気持ちの切り替えで得られる3つの効果!
- 焦らずリスニングに集中できる
- 後半の問題も安定して解ける
- ミスを引きずらずに切り替えられる
長丁場のリスニングでは、集中力が切れることもしばしば。特に聞き逃した時に焦ってしまうと、次の問題にも影響します。
集中力を保つコツ
- 1問ごとに区切りを意識して気持ちをリセット
- 聞き逃しても引きずらず、次に集中
- パート間のディレクション中は目を閉じて深呼吸も◎
切り替え力の大切さ
すべてを完璧に聞き取る必要はありません。重要なのは「落ち込まずに切り替えて、次の問題に全力を注ぐ」こと。 このマインドが、後半のスコア安定につながります
よくある質問(FAQ)

TOEICリスニングで一番難しいパートはどこ?
多くの人が難しいと感じるのはPart 3とPart 4です。長めの会話や説明文が続くため、集中力と情報処理力が必要になります。先読みとキーワードの把握が効果的な対策です。
リスニングの練習は毎日どれくらいやればいい?
初心者の方なら1日10〜15分でもOKです。大事なのは「毎日続けること」。音読やシャドーイングを少しずつでも継続することで、確実に力がついてきます。
無料で使えるTOEICリスニング教材はある?
はい、いくつかおすすめがあります:
- TOEIC公式サイトのサンプル問題
- YouTubeのTOEIC対策チャンネル(Part別練習が可能)
- BBC Learning English(シャドーイングに最適)
- VoiceTube や TEDICT(字幕付きで聞ける)
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まとめ|コツコツ継続で、聞き取れる耳は育つ!
TOEICリスニング力を上げるには、以下の4つの柱を意識して、日々の学習に取り組むことが大切です。
一朝一夕で劇的に変わるものではありませんが、今日の10分の積み重ねが、試験当日の「聞き取れた!」につながります。
自分のペースで、できることから少しずつ始めていきましょう!