海外旅行や出張で避けられないのが入国審査です。英語が苦手な方や、入国審査の場でどのように受け答えすれば良いのか不安に感じている方も多いでしょう。
質問にうまく答えられるかな?
何を聞かれるのか分からなくて不安だな・・
といった悩みを抱えている方も少なくありません。
しかし、事前に入国審査でよく使われる英語フレーズを覚えておけば、その不安は大きく軽減できます。実際に、入国審査でのやり取りがスムーズに進むことで、緊張する場面でも落ち着いて対応できるようになるのです。
この記事では、入国審査で使える必須の英語フレーズを5つのステップでご紹介します。これらのフレーズをマスターすれば、英語に自信がなくても入国審査をスムーズに通過することができるでしょう。
Contents
入国審査で使う英語フレーズの基本
入国審査とは?
入国審査とは、海外に行った際に最初に通る手続きのことで、外国に入る許可をもらうためのものです。審査官は、渡航者の目的や滞在期間、滞在先などを確認し、不法滞在や違法な活動を防ぐために厳しくチェックします。この審査をスムーズに通過するためには、審査官の質問にしっかり答えられることが重要です。
この場面で特に大切なのは、基本的な英語フレーズを覚えておくことです。基本的な質問内容はどの国でも似ているため、事前に対応方法を準備しておくことで、緊張せずに入国審査を通過できるようになります。今回紹介するフレーズは、初めて海外に行く方や英語に自信がない方にも役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
入国審査でよく聞かれる質問と返答方法
入国審査で審査官からよく聞かれる質問は、どれもシンプルなものです。ですが、あらかじめ答え方を覚えておくことで、余計な不安を感じることなく対応できます。ここでは、よくある質問とその答え方をいくつかご紹介します。答え方は丁寧(水色吹き出し)とシンプル(ピンク吹き出し)のフレーズを両方お伝えします。
What is the purpose of your visit?
(渡航目的は何ですか?)
I am here for sightseeing.
(観光のために来ました。)
Sightseeing.
(観光です。)
How long will you stay?
(どのくらい滞在しますか?)
I will be staying for seven days.
(7日間滞在します。)
Seven days.
(7日間です。)
Where will you be staying?
(どこに泊まりますか?)
I will be staying at the Hilton Hotel.
(ヒルトンホテルに泊まります。)
At the Hilton Hotel.
(ヒルトンホテルです。)
これらの質問は、審査官が最も重視するポイントです。日数やホテルは実際の滞在に合わせて変えてください。質問には "Sightseeing" "Five days" "ABC Hotel" など、単語単位で答えるだけでも伝わります。回答がはっきりしていると、審査もスムーズに進みますので、ポイントだけでも言えるように準備をしていきましょう!
入国審査で使う英語フレーズ必須5選
次に入国審査の流れに合わせて、必須フレーズを見ていきましょう!こちらも丁寧(水色吹き出し)とシンプル(ピンク吹き出し)な伝え方の両方をご紹介します。
パスポート提示時の英語フレーズ
入国審査で最初に行うのが、パスポートの提示です。この場面では、以下のフレーズを覚えておくと便利です。
Hello. Here is my passport.
(こんにちは、こちらが私のパスポートです。)
Hello.
(こんにちは。)
パスポートを差し出す際は、笑顔で落ち着いて対応することが大切です。笑顔と英語でHelloと言えれば十分ですが、その国の言語で挨拶ができれば更に好印象を与えることができると思うので、余力がある時は挨拶をその国の挨拶を覚えていくのもお勧めです。
滞在目的を聞かれたときの英語フレーズ
さらに、審査官がパスポートを受け取った後に何か質問がある場合もあります。入国審査で最もよく聞かれる質問の一つが、「滞在目的は何ですか?」というものです。渡航者の目的を把握するための重要な質問なので、しっかりと準備しておきましょう。
I am visiting for a business meeting.
(ビジネスミーティングのために来ました。)
Business meeting.
(ビジネスミーティングです。)
I am here for sightseeing.
(観光のために来ました。)
Sightseeing.
(観光です。)
もし家族や友人を訪ねる場合は、次のように答えると良いでしょう。
I am visiting my family.
(家族を訪ねに来ました。)
Family visit.
(家族訪問です。)
どのフレーズを使う場合でも、しっかりとした口調で答えることが大切です。審査官に渡航目的がはっきり伝わることで、余計な質問を避けられる可能性も高まります。
滞在期間を答える英語フレーズ
滞在期間について聞かれるのも、入国審査ではよくある質問の一つです。ここでは、簡単に答えられるフレーズをご紹介します。
I will be staying for seven days.
(7日間滞在します。)
Seven days.
(7日間です。)
もし、より短い滞在であれば次のように答えます。
I will be staying for three days.
(3日間滞在します。)
Three days.
(3日間です。)
長期滞在の場合も同様に、
I will be staying for one month.
(1ヶ月滞在します。)
One month.
(1ヶ月です。)
滞在期間を聞かれた際は、できるだけ正確に答えることが大切です。これにより、審査官に安心感を与え、スムーズに審査を通過できる可能性が高まります。
宿泊先について聞かれたときの英語フレーズ
入国審査では、滞在先を確認されることが多いです。宿泊先を伝えるためのフレーズを覚えておくと、非常に役立ちます。
I will be staying at the Hilton Hotel.
(ヒルトンホテルに泊まります。)
At the Hilton Hotel.
(ヒルトンホテルです。)
もし、友人や家族の家に滞在する場合は、次のように答えます。
I will be staying at my friend's house.
(友人の家に泊まります。)
At a friend's house.
(友人の家です。)
また、具体的な住所を聞かれる場合もありますので、その際は宿泊先の住所を正確に伝えるようにしましょう。例えば、
"The address is 123 Main Street, Blue City."
(住所はブルーシティーのメインストリート123番地です。)
事前に宿泊先の情報をしっかり確認しておくことで、焦らずに対応できます。また入国カードにもホテルの住所が必要になることも多いので、すぐに確認できるようにしておくことをお勧めします。
所持品や現金についての英語フレーズ
入国審査で、所持金や持ち物について質問されることがあります。特に、持ち込む現金が多い場合や特定の品物を持ち込む場合は、しっかり答えられるように準備しておきましょう。
I have $1000 in cash.
(現金で1000ドル持っています。)
$1000.
(1000ドルです。)
所持金に関する質問に対して、正直に、そして正確に答えることが大切です。これにより、余計なトラブルを避けることができます。
入国審査で使う英語フレーズを覚えるコツ
フレーズを声に出して練習しよう
英語フレーズを覚える最も効果的な方法の一つは、声に出して繰り返し練習することです。何度も口に出すことで、自然と体に染み込んでいきます。特に、短いフレーズは暗記しやすいため、日常的に使ってみると良いでしょう。
- 毎日10分間、声に出して練習する。
- 家族や友人に審査官役をしてもらい、ロールプレイをする。
- 鏡の前で練習し、表情や身振りを確認する。
これらの方法を実践することで、英語フレーズがより自然に出てくるようになります。特に、初めて海外旅行に行く方や、英語に自信がない方にはおすすめの練習方法です。
フレーズをメモに書き留めておこう
英語フレーズを覚える際に、メモに書き留めておくことも非常に効果的です。メモ帳に自分が覚えたいフレーズを書いておけば、いつでもどこでも確認できますし、空いた時間に繰り返し見直すことで、記憶が定着します。
- 小さなノートやカードにフレーズを書いて持ち歩く。
- スマートフォンのメモアプリに保存しておく。
- 寝る前にメモを見返して復習する。
これらの工夫を取り入れることで、入国審査の際に必要なフレーズがスムーズに口から出てくるようになります。特に、緊張しやすい方や、いざという時に忘れがちな方にはおすすめです。
まとめ
入国審査は海外旅行や出張で避けて通れない手続きですが、事前に準備しておくことで、スムーズに通過することができます。今回ご紹介した「入国審査で使う英語フレーズ必須5選」を覚えておけば、審査官の質問にも自信を持って答えられるでしょう。しっかりと準備をして、安心して海外旅行を楽しんでくださいね。次の旅が素晴らしいものになりますように!